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Channel: 【健美家】不動産投資コラム
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美人入居者と下着泥棒

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不動産経営用物件においては、女性の入居者も多いものです。世の中には、男と女しかいないのですから、当たり前と言えば当たり前です。

女性は部屋をきれいに使うからいいという人もいます。しかし、それは人によります。過去には、困った女性入居者さんにもたくさん出会いました。

女性にもだらしない人はいますし、風呂等で長い髪の毛を詰まらせる人も多いようです。一般的に、キッチンを使って汚すのも女性の方が多いでしょう。

メリットを考えてみたのですが、一棟物の場合、容姿端麗な女性が入居すると、それにつられて他の空き部屋への男性の入居希望者も増えるかもそれません。
( でも、よく考えると内見のときにその女性に出会うとも限りませんね )

さて、私は過去に、美人入居者の存在が賃貸経営にとってマイナスに働いたことがありました。今回はそのときのお話です。

札幌の某区分所有マンションでのこと。「 見目麗しき女性の方が入居された 」と賃貸管理会社の担当者から連絡が入りました。賃貸申込書類にある顔写真を見ると、「 確かに 」といった感じです。

ところが、ニヤニヤと喜んでいたのも束の間。ある日、その賃貸管理会社の担当者からの1本の電話が入りました。

その美人入居者から、「 夜な夜なマンションの近くで、誰かに付け回されて困っている 」と連絡が入ったというのです。

彼女は警察に相談してみたものの、警察からは「 注意はするが、具体的な事件ではないので、動きようがない 」といわれたということでした…。

具体的な事件になってからでは遅く、予防的対策こそ重要だと思うのですが・・・。そして、ある日、心配が的中しました。


留守中の彼女の部屋に、何者かが不法侵入したのです!!


盗まれたものは、・・・下着。
金銭的なものは無事でした。



本人が留守中で、身体的な被害がなかったのが、不幸中の幸いでした。


私はすぐに、セキュリティレベルの高いディンプルキーへと交換しました。事件となり、ようやく警察も思い腰を上げたのですが、犯人はいつまでたっても捕まる気配がありません。

当該女性も、不安が募ったのでしょう。犯人が捕まるのを待ち切れずに、退去されてしまいました。

その後は、いつものように長期間の空室が続きました。やっとこさで次の入居者( 見た目は普通の女性 )が決まったのですが、その方にもトラブルが発生しました。

近所との騒音騒動、管理組合宛ての水道光熱費の滞納、そして、家賃滞納。挙句の果てには、部屋を損壊、残置物を残したまま、夜逃げです。
※このときの話はこちらのコラムで紹介しています。

今思い起こしても、この時期は、本当につらいことばかりでした。

賃貸経営には、トラブルがつきものです。でも、そこでへこたれず、強い気持ちで大家業を続けることが資産形成につながります。

問題ばかり続くという大家さん、顔を上げて気持ち新たに、賃貸経営に臨みましょう。次こそは、優良入居者が平穏に長く住んでくれることを信じて…( 笑 )

【 まとめ 】部屋のセキュリティ強化が必要な世の中。特に女性が住む部屋では、ディンプルキーに変える等、早めの対策が重要です。



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